記事情報
- カテゴリ
- 2026-01-21 ・国内旅
- 投稿者
- シオン
- タイトル
- 岩手県猊鼻渓船下り
- リード文
- 静かな渓谷に、船頭さんの歌声が岩に響きわたりました。
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国の史蹟名勝天然記念物の日本百景のひとつ猊鼻渓(げいびけい)に行きました。
猊鼻渓は、北上川支流の砂鉄川沿いに、高さ50mを超える石灰岩の岸壁が、およそ2kmにわたって続く渓谷です。
猊鼻渓船下りに乗船。
船尾から左右に向かい合わせに座る、川を船べりから覗くと魚が泳いでるが見える。
船首まで乗客が乗り終えると、発着所から船は後ろにゆっくりと、いったん離れ、川上に船首を向け直す。
さあ出発。船尾にすっくと立つ船頭さんが竿一本で船をたくみに操り
緩やかな砂鉄川の川上に向かって、滑り出しました。
船べりのすぐそばではハヤやコイが追いかけてくる。魚のえさを投げると身を翻し食らいつきます。
鴨もそのえさを狙って船と伴走し、巧みに川面に落ちたえさに食らいつきます。
船の進みに合わせ現れる砂鉄川の浸食でできた奇岩や洞窟、滝などが川の左右に迫ってきます。
船頭さんはよどみなく、奇岩の名前を語り、名前の言われや奇岩の物語を語ってくれます。
やがて、舟下りの休憩地点に到着。全員下船。
上陸して藤棚をくぐり、橋を渡りると、そこにはさらに高い岸壁が川の対岸にそびえ立つ。岸壁の突き出た部分が獅子の鼻の形に見えることから「猊鼻渓」という名がつけられました。
岸壁には幅80センチほどの穴(「願掛けの穴」)があいていて、「運玉」(うんたま)と呼ばれる粘土の玉をその穴めがけて対岸から投げこみ、穴に入れば願いが叶うという。運玉は10種類、それぞれ漢字が彫られています。それらは、「運」「絆」「願」「愛」「恋」「福」「縁」「寿」「財」「禄」。これらから自分で5つの石を選んで投げるアトラクションに挑戦。距離がかなりあり、難しいですが、入れば、乗り合わせた人から拍手がもらえてちょっといい気分。
帰りの舟は来た川を下って発着所へ向かいます。発着所が見える当たりで、船頭さんが「げいび追分」を歌ってくれました。
静かな渓谷に、船頭さんの歌声が岩に響き、同船していたみんなだけでなく、静かな水、風にそよぐ木々、鳥たち、岩々も、きっと船頭さんの歌に酔っていたでしょう。こぶしを利かせ、ゆったりと歌うその唄を、目を閉じて、船のゆっくりとした揺れに体を任せ、じっと聞いていました。心に残る歌声でした。船内では誰もが自然と拍手をしていました。舟下りで、こんな快感があるとは思ってもみなかったです。
船頭の追分わたる猊鼻渓
猊鼻渓は四季折々、どの季節も素晴らしいとのことで、出かけてみてはどうでしょう。
萌黄の春には、 舟着場にあるお小夜の1本桜ライトアップ
新緑のころには、猊鼻渓でお茶をいただきながら舟下り
藤の花シーズンには、藤の花色に染まり、川霧立つ日雲上を行くよう。
猊鼻渓の深緑の夏は岩に陽が反射して、とてもきれい。
猊鼻渓の秋、見事な紅葉は格別。
猊鼻渓の冬には、雪景色にこたつ舟運航
猊鼻渓のおすすめグルメ、体験は
砂鉄川の天然鮎焼き げいび十割そば 東山和紙紙すき体験
近くのおすすめ観光は
幽玄洞観光
猊鼻渓をゆっくり進む
見上げる猊鼻渓のそそり立つ奇岩
舟下りの休憩地点から獅子の鼻の形に見える岸壁に向かう家族
川の対岸にそびえ立つ岸壁
東山和紙紙すき体験で作成した和紙2枚




